BBCが「引きこもり」に関する記事

BBC が「引きこもり」に関する記事を書いている。
The plight of Japan’s modern hermits” (BBC)


日本と称するところは、人の相異性(diversity)を認めようとしないし、均一の社会規範、「道徳」を押し付ける。

例えば「教育」と称するものも、モノカルチャーである。同質な人間を大量生産するシステムである。(”mono”は1の序数、”cultivate”は耕すことを意味する。即ち、モノカルチャーとは、単一のものを大量生産すること。)
簡単にいえば、日本は「軍国主義」であり「全体主義」であり、それは「戦後」もやっぱり変わっていないのである。単に、敵が変わり、戦い方が武力から経済に変わっただけ。
つまり、「社会の歯車」の「兵隊さん」を製造するのが「学校教育」の目的である。同じ人間を大量生産することが、社会の「効率」を高めるものと、頑なに信じ込まれている。学校は、欠陥品を出荷してはならないと思っている。立派に使える人間にして卒業させようと思っている。
男(オス)には「働け」と云い、女(メス)には「結婚してたくさん産め」と云う教諭、学校すら少なくない。それを本気で云っていて、それが日本のためだと狂信している。マジキチガイである。
日本はそんなファッショのカルト国家である。

学校であれ職場であれ、日本社会では何であれ、相異することを殊更に責める。組織と同じことを要求され、組織の利益になることを求められる。例えば「空気読め」という表現は、いまさら真新しくもないだろう。
その状況が、人生でほとんどずーっと続くのであるから、これはトラウマである。端的にいえば、日本人は程度の差こそあれどPTSDである。

そうすると、少なからぬ人々が、社会に出られなくなる。社会に出ると迫害を受けるのであるから。

自己肯定感(誇り)を失う。日本は、人の尊厳(良い意味での pride )を否定する社会なのであるから。

他人と異なる自分、周囲に合わせられない自分を責めるようになる者が多い。とても多い。
外に出ると辱めを受けるから、自分は恥ずかしいとすら思うから、外に出なくなるものも多い。太宰治の『人間失格』的な。

「引きこもり」というのは、いまに始まったことではない。社会が戦闘状態になっていれば、保身のため閉じこもって当然である。
あまてらすの頃からそうだ。
たとい武力紛争でなかろうと、日本のように、個人に直接に、誹謗中傷・罵詈雑言のヘイト(排斥、存在否定)を浴びせるような紛争社会では、「もう、なにもみたくない、ききたくない、だれともあいたくない」って、あの神だって、なる。そのほうが正常だ。普通だ。

だが、日本人は、社会が「戦時中」であることの自覚がない。大東亜戦争頃と同じ、モノカルチャーで、異質である現実を認めない社会であるのに、そのことを自覚していない。
日本社会は、国家間戦争を直接はやっていなかろうと、戦争状態の殺伐のなかにある。カネを稼ぐ戦争を実質的にやっている。
だが、日本人のほぼすべては、「戦争」の語義は「国家間の武力紛争」のことであると思っており教えられており、「日本は平和だ」と思い込んでいる。実際には、社会構造的な戦争状態であるにもかかわらず。

モノカルチャーのファッショのカルト国家の日本を、民主党政権の頃は直そうともしていた。それは「日本」にとって革命を意味する。

その革命に恐怖した既得権益者と、馴れ合う「金魚のフン」の甘えの日本人達は、アベという悪魔をつくりだした。その暗黒時代のいまは、カルトでファッショな日本を「取り戻した」うえに、さらに推し進めている。

こうして、ズタズタの傷だらけの人々が累々としている日本。社会に創造性もなく、「イエスマン」の群れて馴れ合う堕落国家に自ら望んでなっているわけである。

BBC が English で全世界に発信しているのだから、日本社会の疾患(欠陥)が全世界に改めて知られて、日本は異常だと改めて認識されているということである。

ただ、BBC がこの記事を書いた意図は、この「引きこもり」現象が日本固有にとどまらず全世界でも進行する可能性があることを、注意喚起することだ。

実際におそらく、US のドナルドも、ロシアのプーチンも典型的だが、ああいう「ウヨ」、ファッショ化が進んできている。そうすると、「引きこもり」は、外に出なければ死ぬような状況に必ずしもない「先進国」では、たしかに増えてくるのではないかと考えられるだろう。