古来である縄文文化では、女が偉い

縄文時代は、女系社会、母系社会だ。厳密に言えば、メスが偉い社会である。

文献がなく遺物のみから想像せねばならない考古学の分野だ。

だが、土偶をみればメスが多い。

なぜ女なのか?
それは、誰もが皆、メスから産まれ、メスに抱かれて育てられたからだろう。

土偶も祭祀のためのものだというのが通説だ。
しかし、身につけて持ち運べるほどの小さな土偶も多い。
なぜか?
勿論、身につけていたからだろう。

生きていれば、一族が常に一緒にいられるわけではない。
狩猟や出漁や、航海など移動があるだろう。そのときは命懸けである。そして、離れ離れだ。
さらには、親族もそのうち死んでしまう。喪ってしまう。

誰もが皆、メスから産まれ、メスに抱かれたことが原体験にある。
だから、メスのほうが偉い。
皆、母と一体であった。だから、産まれる前は皆メスだ。
これは、文化だけのことではなく、そもそもの現実、自然科学の話。

これが、中国文化が入ってきたときに男尊女卑になってしまったのである。男の武力で支配する社会構造を強引に保つには、男尊女卑のカルトを刷り込まねばならないからだ。

日本人とかいうのは、価値観が顛倒しておるのである。